昨年11月2日にスタートした上野樹里(34)主演のフジテレビ”月9”「監察医 朝顔」の第2シーズンが、22日に最終回を迎える。
「"月9初の2クールもの”という長丁場でしたが、これまで放送された18話中、世帯視聴率が2ケタを切ったのはわずか1回のみ、今年に入ってからも平均で11%台と安定しています」(テレビ誌ライター)
上野演じる法医学者・朝顔が、父親である刑事・平(時任三郎)とともに“遺体”から事件の真相に迫るという“事件もの”と同時に、朝顔を中心とした家族の物語が支持されている。
ドラマのキーワードのひとつともなっている「東日本大震災」から10年を迎えたこの3月に入ってからは、視聴率も11.1、12.4、13.0%と右肩上がり(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
「2019年夏クールに放送された第1シーズン全11話の平均が、同時期の地上波GP帯ドラマ1位の12.6%でした。年またぎの2クールでそれに迫る数字を出しているのは、大成功でしょう」(広告代理店関係者)
ネット上では〈毎回、涙腺が崩壊しています〉〈朝顔一家、特につぐみちゃんのかわいらしさに癒やされる〉といったエールもある一方で、〈月曜から暗くて重い話なので見たくない〉〈事件パートの描き方が雑で残念〉なんてマイナスの意見が優勢だ。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「再三言っていますが、世帯視聴率とネット上の評価は別物」と、こう続ける。
「ジャンルもターゲットも『朝顔』とはまったく違いますが、16日に最終回を迎えたTBSのドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』も、ネット上では否定的な意見が優勢だったのに反して、後半に数字を伸ばしました。最終回は13.2%、全10話平均が11.6%と好視聴率で、『朝顔』はそれを少し上回る数字。結局、マイナスな意見を書き込む人も、見ているから感想が書けるわけです。そもそも放送を見て満足しても、ネット上に意見を書き込まない方が多数派でしょう」
そのうえで亀井氏は「ただ“娘と父のバディで事件究明”をもっと見たかった私としては、終盤の〈エンバーミング、父の認知症、母の遺体の発見、おじいちゃんの死と、駆け足で詰め込みすぎ〉という意見にも少し同調します。でも、いろんな見方があって当然だと思いますよ。それがテレビですからね」と話す。
芸能、スポーツ、政治などの世界では“アンチ”の声が大きいのも、実力の証。30分拡大版でフィニッシュを迎える「朝顔」は、どんな結末を見せるのだろうか?
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