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『天国と地獄』高橋一生&綾瀬はるか“究極の愛”の告白に涙が止まらない - ドワンゴジェイピーnews

「小賢しいんだよいちいち!!!」

「ちょっとそれ、言いたかったんでしょ」

いよいよ最終回を迎える日曜劇場『天国と地獄~サイコな2人~』 。森下佳子氏が脚本を務め、正義感は強いが、慌てん坊で空回りの刑事・望月彩子(綾瀬はるか)と、頭脳明晰だが連続殺人容疑をかけられる経営者・日高陽斗 (高橋一生)の魂が入れ替わってしまうスイッチエンターテインメントも残すところあと1話 。

前回配信記事では、高橋一生演じる日高陽斗に突き付けられた2つの運命のうち、1つ目の——“運命にあらがう”兄・東朔也との対峙について書いた。 

【詳しくはコチラ】度肝抜く凄さ…高橋一生&迫田孝也、永遠の“15分”を超越する空気感

一方で“運命を受け入れた”彩子との対峙でみせたのは…。

以下第9話ネタバレあり。

<>は入れ替わった後の人物名

~受け入れる運命編~

第9話、物語の見事な伏線回収が進む中、それは“台詞”にまで至る。

「小賢しいんだよいちいち!!!」

「四方さんや田所さんや久米さんが兄にどんなひどい仕打ちをしようが殺していいわけありません」

「人殺しは人殺しです」

「きっと私はあなたに捕まるためにスイッチさせられたんですよ」

これまでに聞いた言葉が並ぶ。面白いように、次々と、散らばっていたピースが納まるべきところにピタリとはまっていく。森下脚本のち密さには驚かされるばかりだ。

「二人仲良く地獄行きといきましょうよ」

第4話、スパでの彩子と日高の密会場面。高橋一生演じる日高<彩子>が、綾瀬はるか演じる彩子<日高>に言い放った言葉だ。それまでの日高<彩子>は「元に戻って日高を捕まえて手柄をあげたい」と、あくまでも彩子視点の思考だった。しかしこの言葉で初めて“運命”を受け入れ、腹をくくった瞬間でもあった。

【詳しくはコチラ】高橋一生の中に生まれた“第3の人格”「二人仲良く地獄行き」

そしてまさかここにきて、その言葉に泣かされるとは…。

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