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志田未来“月9”『監察医 朝顔』クランクアップで涙 山口智子は名曲の一節を口ずさむ - ORICON NEWS

 上野樹里主演のフジテレビ系“月9”ドラマ『監察医 朝顔』(毎週月曜 後9:00)で、第1シーズンより法医学者・安岡光子を演じてきた志田未来、検査技師・高橋涼介を演じてきた中尾明慶、第2シーズンの第8話からの登場となった法医助手・牛島翔真役の望月歩、そして法医学教室の主任教授から、第2シーズン後半よりエンバーマーに転身した夏目茶子役の山口智子がクランクアップを迎えた。

 4人の『監察医 朝顔』最後の撮影は、このドラマで最も多く目にした光景のひとつである、法医学教室で解剖した遺体について話し合うシーン。最後のカットにOKが出ると、まずはスタッフから「牛島翔真役の望月歩さん、オールアップです!」と声が上がる。望月は「本当に皆さんありがとうございました! 僕は第8話から参加させていただいたのですが、皆さんが本当に温かくて、現場の空気がとても心地良かったです。そして共演者が本当にスゴい方々ばかりで、毎日、勉強させてもらいました。この役をやらせていただけて本当に幸せでした。またご一緒させていただけるように頑張りますので、その時はどうかよろしくお願い申し上げます!」とあいさつ。

 次にスタッフから「高橋涼介役の中尾明慶さん、オールアップです!」と声が上がり、中尾は「本当に皆さん、お疲れ様でした! 皆さん、クランクアップのコメントで、第3シーズンがあればと盛り上がっているじゃないですか。本当に第3シーズンがあったら絶対に呼んでくださいね! 今は改めて、スタッフの皆さんが演じやすい環境を作ってくださって、ずっとお芝居させてもらっていたな、と感じています。新型コロナウイルスのこともあって大変な中でも、皆さんのおかげで本当に楽しかったです! また皆さん、どこかでよろしくお願いします!ありがとうございました!」と大きな笑顔を見せた。

 続いてスタッフから「安岡光子役の志田未来さん、オールアップです!」と声が上がると、志田は涙を見せながら「本当にステキなチームで、毎回、現場に来るのが楽しかったので、終わってしまうのがとても悲しいです。長い期間、光子を演じることができて、すごく幸せでした。ありがとうございました。そして、第1シーズンから引き続きなのですが、上野さんのお芝居を近くで見させていただいて、お芝居でこんなにも自然に人の心をグッと引き寄せることができる上野さんは、やっぱりすごいなって、本当に勉強になりました。私もこれからも、もっともっと頑張ろうと思いました。ありがとうございました!」と胸の内を明かした。

 そしてスタッフから「夏目茶子役の山口智子さん、オールアップです!」と声が上がると、山口は歌うように「さよならは別れの言葉じゃなくて、再び会うまでの遠い約束だから」と、映画『セーラー服と機関銃』の主題歌の一節を口ずさみながら「皆さん、また絶対に会いましょうね。その時まで力強く濃く生き抜きましょう! そして樹里ちゃん、本当に頼もしくて、日本一の座長! 茶子のセリフと同じで“地の果てまでついて行きます”(笑)。これからも応援しています。皆さん、本当にありがとう!」と“茶子節”全開でメッセージを寄せた。その後、上野から4人へ花束が贈られ、これまで数え切れないほどの撮影がおこなわれた法医学教室の最後は、万感の拍手で包まれた。

 主人公は、神奈川県にある興雲(こううん)大学の法医学教室に勤める法医学者の万木朝顔(上野)。朝顔たち法医学者と刑事たちの異色タッグが、かたや解剖、かたや捜査で、さまざまな遺体や事件の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていく様子を、ハートフルにつづっていく。

 朝顔は、東日本大震災で母を失ったのみならず、遺体すら見つからないという癒しようのない悲しみを抱えており、朝顔の父で元ベテラン刑事の万木平(時任三郎)は今なお、妻の遺体を探し続けている。朝顔の夫で刑事の桑原真也(風間俊介)、ひとり娘のつぐみ(加藤柚凪)とともに、朝顔と平が悲しみを少しずつ乗り越えていく。

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