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ベッキー、23年所属のサンミュージック退所&コロナ禍での第2子出産を報告「今、変わる時なのかなって」 - ORICON NEWS

 タレントのベッキー(37)が19日、所属事務所サンミュージックで取材に応じ、23年間所属してきた同事務所を今月末で退所し、今後は業務提携を結ぶことを発表。また、今年の春に第2子を出産していたことも併せて報告(性別および出産日は非公表)。タレントとしても、1人の女性としても節目を迎えたベッキーは「相変わらず欲張りなので、バラエティ、デザイン、お芝居と幅広く色々やっていきたい」と意気込みを語った。

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 取材には、相澤正久社長・岡博之副社長も同席。退所のきっかけは、ベッキーを9年間担当した元サンミュージック・マネージャーからの提案だったと説明。今後は、同マネージャーが設立した会社でマネジメントを請け負い、サンミュージックは業務提携という形で変わらずサポートしていく。

 事務所は迷いなく承諾したそうで、相澤社長は「ここから先は子育てをしながら、芸能界でまた新たな道を探していく。子育ては非常に大きな転換期だと思うので、彼女のベストの道を選んでもらえると1番いい。だから、こういう形も僕はあってしかるべきだと思う」。岡副社長も「うちの“のれん分け”ではないですけど、2人目の子どもが生まれて、この数年の仕事ぶりを見て、今までのタレント活動と多分違う、母親でもあるベッキーの第2次タレント活動、ベッキー第2章目の始まりといったような形がとれれば」と、思いを述べた。

 ベッキー自身はこれまで事務所の移籍や退所を一度も考えたことがなかったというが、マネージャーからの提案に「まず驚きました。もちろん迷いましたし、たくさん悩んで、今変わる時なのかな、というようなことは感じました」と、決断に至った経緯を説明。

 また、事務所の先輩であるカンニング竹山に相談したところ、「良いと思う。大賛成」と背中を押されたことや、2人目の出産を経て、育児最優先という仕事観の変化があったことも理由として大きかったという。昨年3月の第1子に続き、コロナ禍の出産となったベッキーは、「ドキドキしました。怖かったですし、何かあったらどうしようって。特に1人目の出産は、ちょうどコロナが広がり始めて、1回目の緊急事態宣言の時期だったので、プラス産後のホルモンバランスの乱れもあって、もうたくさん泣いて、たくさん不安になって、怖かったですね」と当時の状況を明かした。

 13歳の時に参加したオーディションで、サンミュージック創業者である故・相澤秀禎会長に見いだされ、芸能界入りを果たしたベッキー。2児の母となり新たな門出を迎え、同事務所で活動してきた23年間を「本当に色々な経験させてもらって、色々なお仕事させてもらって、常にサンミュージックの皆さんは全力でサポートしてくださって、もう宝のような時間でした」と振り返った。

 今後の活動については、バラエティを軸に、芝居のほか、子ども服や赤ちゃんグッズのデザインなど「相変わらず欲張りなので、幅広く色々やりたい」と意気込みを述べ、「バラエティの世界も時代が変わってきたりするので、時代に合わせて、かつ自分らしさを大切にしたコメントができるバラエティタレントでいたい」と展望を明かした。

 ベッキーは、子ども向け早朝番組『おはスタ』のマスコットガール・おはガールの一員として、14歳でデビュー。以降、『笑っていいとも!』『にじいろジーン』『天才!志村どうぶつ園』など、数多くの人気バラエティ番組にレギュラー出演。2009年からは「ベッキー♪#」としてアーティスト活動を始め、シングル8枚、アルバム3枚をリリース。最近では女優業での役の幅を広げ、昨年公開の窪田正孝主演映画『初恋』での狂気的な演技も話題に。2019年1月に読売巨人軍の片岡治大三軍野手総合コーチ(38)と結婚。昨年3月に長女を出産している。

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