女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8月31日、第77話が放送された。
<※以下、ネタバレ有>
朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。
第76話(8月30日)。延期になったデートのため、百音を迎えに汐見湯を訪れた菅波(坂口健太郎)。すると、未知は嫉妬心から「すいません。姉はいません。出掛けました。昨日会いましたよね?ここで。地元の、島の。姉はあの人のところに行きました。分かりませんでした?何か、空気感じませんでした?あの2人は昔から通じ合って…!」と語気を強め、百音と亮の関係を“意味深”に告げた。明日美(恒松祐里)が「みーちゃん!」と制したが、面食らった菅波の表情は固まるしかなかった。
そして、第77話は、亮(永瀬廉)が新宿から高速バスに乗り、気仙沼へ戻ろうとしていたところを、百音(清原)がつかまえる。一方、菅波(坂口)は、明日美(恒松祐里)から百音が汐見湯にいない事情を聞き、この日は帰った。そして、百音が亮を汐見湯へ連れ帰ると、今度は未知(蒔田彩珠)が自分のイラ立ちを周囲にぶつけてしまった気まずさから足早に出ていこうとしていた。そこへ何と三生(前田航基)と悠人(高田彪我)が現れる…という展開。
未知が「お姉ちゃん…ごめん。私、菅波先生に…」と言うと、百音はデートをすっぽかしていたことに気づき、電話をかける。
菅波「そんなに謝らなくても大丈夫ですよ。昨日は僕のせいで行けませんでしたし」
百音「いや、でも先生は仕事だから。それに私、連絡も入れてなくて」
菅波「いや、事情は聞きました。そういう時に、こっちのことを忘れてしまう人の方が、僕は信頼できます。今、永浦さんの会社に来てますよ。鮫島さんの血液検査と心電図のデータが必要とかで。最初、永浦さんにメールしたそうですが」
百音「ちょっと待ってください。(メールを確認し)すいません、気付いてませんでした」
菅波「来週でいいと言われたんですが、暇だし、近かったので、届けに来ました」
百音「すいません」
菅波「もう謝らなくていいから。まずはそちらの時間を大事にしてください。では」
そして、久々に集結した幼なじみ6人は昔話に花が咲いた。
SNS上には「みーちゃん謝った…よかった」「ドラマ史上最高のアシストをする三生&悠人!」「菅波先生、めっちゃ大人で惚れ直した!」「#俺たちの菅波が神対応してくれて助かった」「菅波先生から、また名言が出ちゃったじゃん。愛でしかないじゃん」「菅波先生が優しすぎて、優しすぎて、朝から泣いてしまった」「菅波先生の包容力に私もふわっと包まれたような気がして、ウルっとした」「菅波先生が汐見湯を去る際に、みーちゃんに一礼したその優しさはカッコよかったし、モネとの電話ではモネを大切にしたいというあふれる愛情がとても美しくて、涙した。#俺たちの菅波、いい男だ!」「菅波先生、神対応だけど、モネをどんな時も見守ってくれる安定感もあるけど、電話の後は何か自分の恋愛感情にそっとフタをしたような表情だった。そんな菅波先生が切なくてイケ散らかしてて、たまらないので、今日も今日とて仕事は手につかない」「ずっと大人の顔を保って、バックヤードでようやくその仮面を外す菅波先生。嫉妬というより憂い、不甲斐なさ、自分には決して立ち入れないモネの領域を知ってしまったような寂寥感が垣間見えて、ううっ…ってなってしまった…菅波先生頑張れ」などの声が相次いだ。
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