■以下、主な質疑応答コメント
――初日、おめでとうございます。新橋演舞場225日ぶりの演劇公演再開を『虎者』が飾る初日の心境は?
宮近「たくさん準備しつつ、演舞場さんに立つのも明けて初めて。(演舞場で)お客さんに会うのも、僕ら的にも初めてなので。台風もきてるわけじゃないですか。悪いように捉えると大変ですけど、いいように捉えたら、僕らが台風の目になってここから渦巻いて羽ばたいていける追い風にしたい。いい初日になるのかな。第一線でやってるので身を引き締めて突っ走りたい。演舞場さんのステージで羽ばたき続けたい」
川島「光栄なことだよね。僕たちも200日以上空いた新橋演舞場の最初を務めさせていただくのも大きい。新橋演舞場さんに7人で立つのも初めてなので、いろいろな方に感謝して楽しんで立ちたいと思います」
――『滝沢歌舞伎』が生まれた場所でもあります。
川島「(松田)元太と七五三掛と川島は『滝沢歌舞伎』に出演させていただいた経験もあります」
松田「僕はジャニーズに入る前に、初めてジャニーズを舞台で観たのが、『滝沢歌舞伎』か『(滝沢)演舞城』かどっちかでした。あっちの方に滝沢くんがいて、バッっていってフライヤーで…」
一同「フライング?」
宮近「からあげになっちゃうから」
松田「そんな滝沢さんがぼくたちの監督みたいな、監督をしてくれていて、本当にカッコいいと思って。僕たちも、カッコいいと…もう、はりきってます…(?)」
宮近「元太みたいな気持ちを感じてくれる人が、僕らで感じてくれたらうれしいよね」
――“かいと”くんはいかがですか。
松倉「僕のかいとですか? 僕のかいとは、初めて演舞場に立たせていただき、『滝沢歌舞伎』や『滝沢演舞城』は客席が観ることが多かったので。初めての演舞場、久々の舞台に立てることがすごく光栄で、魂が燃えたぎっています」
宮近「『滝沢歌舞伎』とかを観に行かせていただいた時、楽屋でジャニーさんがうなぎをごちそうしてくれるんです。だから、うなぎを食べられるところだと思ってた(笑)頑張ってた滝沢くんやSnow Manさんには申し訳ないですけど、うなぎの思い出が強い。力をつけたいときに、みんなで頼んでうなぎが食べられたら。そしてうなぎのようにみなさんに力を与えられる舞台『虎者 NINJAPAN』にしたいと思います!」
――去年の『虎者』と違うのは?_
吉澤「内容は1幕と2幕の間がなく、バーッと自分たちも勢い良くやらせてもらうんですけど、刀を使っての新しいアクション、トランポリンはせりで回してもらって、3人のウォールも初めてやらせてもらってます」
川島「今年は初めてウォールの上に立つというのが新しく出来て。実は、うちのメンバー・中村海人くんは、ウォールトランポリンで壁を走るのが誰よりもうまいんですよ。去年演ったときにも、一人だけ壁が足りないんじゃないか、とないうくらい上がれるくらいいったので、これなら上に登れるのではという話からその演出が追加されました。そこからみんな頑張って追いついて…すごいんですよ!っていうのが伝えたかった(笑)」
中村「ぼく、すごいんです」
――本当にすごかったです。怖さはないですか。
中村「怖いです。死ぬんじゃないかなって…あれ、そんなおもしろくなかったかな(笑)。恐怖はめちゃくちゃあります。高くなればなるほど、押した時に押しすぎてトランポリンの後ろのほうにいって、戻ってこれないんじゃないかとか…。上で蹴れないと、そのまま下に落ちるので、怪我しないかと思うんですけど、それを考えたら僕はビビリなので飛べなくなっちゃう。考えずにやっています。これでお客さんを魅了してやろうという気持ちでやっています」
――練習でトランポリンを失敗したことはありますか。
一同「みんなあるよね」
宮近「ただのジャンプでもリスクがあるので。本番だったら危なかったね、とか。たくさんあるんですけど、先生のもと本番で自信を持ってやれるように教えてくださったので、僕らなりにも、安心して自信をもってできるのかな」
松田「タップとかも勢いが去年より勢いが増したよね。けいこから楽しんでファミリー感が増して、楽しさがプンプンです」
川島「去年は0を1にした年だったんですけど、今年は1を10にも100にもしていこうと、みんなで頑張ったので自信をもってお届けしたいと思います」
――トランポリンはアイコンタクトもしていて、Travis Japanの絆の深さを感じました。練習はどれくらいやりましたか。
川島「それは言えないですよね!(笑)」
七五三掛「今回も毎日なってました、筋肉痛」
川島「トランポリンの練習は去年の公演終わってからすぐ始まりました。ステイホーム期間は休憩しましたがまた復活してけいこできるようになったら再開して。時間といえば数ヶ月分多く出来たよね」
――Travis Japanの新たな武器ですね。
七五三掛「武器ですね」
川島「トランポリンジャパンなので!…あ、これトランポリンの先生の言葉です(笑)」
――滝沢さんからはなにか言葉はありましたか。
七五三掛「舞台上では主演らしい、立ち方を指導していただきました」
吉澤「ソロコンサートを演った後だから、自信を持っていいよって」
川島「僕らは8月にソロコンサートをさせていただいたんですけど、自信もつきましたし、立ち振舞いが変わって。おこがましいですけど、主役という感覚をもたせてもらった。僕がメンバーを観てもすごく輝いているので、お客様から観ていただいたときにもっともっと輝きが増して見えていたらといいな」
――最後のせりふでは『永遠に輝き続ける、虹のように』とありましたが、Travis Japanの今の夢は?
宮近「個人としても目標はたくさんあるんですけど、この舞台を通していろんな方に夢というか目標、舞台で広げていって『Travis Japan』と聞いただけで、ハッピーな気持ちになれるグループになれるように。うれしい気持ち、ワクワクするような気持ちを与えられるグループになれたら。個人でも、グループでも、いろんな仕事をもっとしていって、そういうグループっていう認知が広げていければいいなって。僕らもみなさんに、幸せとかプラスな気持ちを届けたいな」
――この舞台では生配信(26日)も決定しています。
宮近「元々の予定では地方にいく公演内容だったんですけど、今の状況で演舞場さんで演らせていただくことになって。遠くにいる方は来れないですが、そういう人たちにも届けられる機会をいただけたので、いろいろな人に観てもらえるんだ、と、より頑張れる気持ちになりました。なのでぜひ観てほしいです」
――コロナを乗り越え改めて舞台に立てるうれしさはいかがでしょうか。
松倉「お客さんを目の前にして舞台に立たせてもらうのは、きょうが久々。緊張もありますが、いつもある当たり前のことが改めて大切だと身にしみますし、想いをパフォーマンスや感謝で伝えていきたい」
――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
宮近「『虎者 NINJAPAN 2020』。今年も幕を上げることができます。僕らもうれしいですが、みなさんも喜んでもらえるんだと思っていますし、僕らから羽ばたけるように、僕らのエンターテイメントとか僕らの活動はみなさんがいなきゃ始まらない。心の距離もそうですが、もっともっと近づけるように、みなさんが元気でいてほしい。僕らをきっかけに、プラスな気持ち、ハッピーを届けたい。ぜひ、僕らのを『虎者 NINJAPAN』を受け取ってください」
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