1998年からテレビ朝日系で正月恒例番組として親しまれた「志村&鶴瓶のあぶない交遊録」の大最終回スペシャルがABEMA SPECIALチャンネルで2日午後9時から独占配信される。
同番組は、昨年3月に新型コロナウイルス肺炎のため70歳で死去した志村けんさんと笑福亭鶴瓶(69)が毎年ゲストを交えてトークやゲームを展開する、正月恒例の特別番組として人気を博した。
名物コーナーの元祖「英語禁止ボウリング対決」は、2001年から約19年間にわたり視聴者に親しまれた企画。志村さんと鶴瓶がチームを組み、ナインティナインの岡村隆史(50)と矢部浩之(49)とボウリングで対決をする、というシンプルなもの。プレー中の英語は一切禁止で、ルールを破るごとに1000円札を罰金箱へ入れなければならないという厳しいルールが設けられていた。
今回の配信ではこの「英語禁止ボウリング対決」が復活。鶴瓶のチームメートには、志村さんとも親交の深かった千鳥の大悟(40)を迎え、大最終回スペシャルにふさわしいメンバーとともに、抱腹絶倒の対決が展開される。また、名場面とともに歴史を振り返る特別企画も用意される。
収録を終えて鶴瓶は「2020年(番組の放送)がなかったものですから、あのまま終わっていくのかな、と思ったんですけど、改めて番組をやっていただけてうれしかったですね」と番組復活に対する思いを語ると、矢部も「エンディングを撮ってたら寂しかったですね。ホンマに終わるんやっていう…。なんか、ふっと志村さんが来そうな雰囲気で、終わるんやなあと思ったらちょっと悲しくなりましたね」と、寂しそうな表情。岡村も「今日の1投目は、志村さんに『結婚しました!』と報告して投げました。志村さんがどう思われているかわからないですけど…。“裏切り者!”と言われているかもわからないですが(笑)。志村さんのことを考えつつ、ボウリングをさせていただきました」と感慨深げ。
20年以上続いた番組については、ここでの共演を経て、志村さんとプライベートでも交流が始まったことを挙げた鶴瓶は、「一緒によく飲みに行きましたよ。その思い出も含めて、(番組の最終回は)寂しいなとも思いますね。この番組で『志村けんと一緒にできた』ということだけでも幸せな思い出だと思いますね」と振り返った。矢部も「(過去の)映像を見ていたら、若手のときの自分たちが映っていて。40代になるまで、仕事もプライベートもかわいがっていただいたなと思い出しながらVTRを見ていました。寂しいですね…寂しさを味わっていいのかな、今日は」と吐露すると、岡村も「僕らもボウリングに参加させていただいたのが、若手のときからでしたから。こんなに長く、毎年お仕事させてもらえるというのは、すごく幸せなことでした。今日、“最終回”ってうたってしまったのがすごく寂しくはあったのですが、“最終回”ということで、ひとつ踏ん切りがつけたという気持ちもありますね。やっぱり、この番組でもすごく勉強させていただきましたし、自由にやらせていただいて、本当に楽しいコーナーだったなと思っています」と、振り返った。
さらに鶴瓶は「(過去放送分の)テープが欲しいなと思うくらい、本気で笑える」と話すこの番組について、矢部さんは「僕は甘えさせていただいて。生意気なことを言ったり、面白くウケていただいたんで、勉強の場になりました。自信がつくというか、他の番組に行っても、緊張しないようになったのが大きかったです」と、日本を代表するお笑い界のレジェンドとの共演を経ての成長を明かすと、岡村も「ひとつひとつの志村さんのリアクションを見ていると、一個一個が違うんですよね。こうやってリアクション取ってんねや、と勉強になりました」と話した。
一緒にプレーした大悟について鶴瓶は「横で見たら志村さんかなと思うくらいの雰囲気を出していましたから、それだけ遊んでもらってたから乗り移るんでしょうね」と語り、「いいパートナーでしたけど、今日で終わりですからね(笑)」と名残惜しそうな表情。対戦相手となった岡村は「志村さんがピンを倒してるんちゃうかと思うくらい」と大悟のプレーを振り返ると、矢部が「でも、志村さんよりエロいかもしれないですよ、大悟のほうが」とすかさずツッコみ笑いを誘うと、「大悟はホンマですからね(笑)」と鶴瓶も念押し。大悟がどんなボウリング姿を見せたのか注目だ。
番組は配信終了後「ABEMAビデオ」でも見逃し配信を行うほか、テレビ朝日で2日深夜1時40分から「アベマの時間 鶴瓶・ナイナイ 元祖英語禁止ボウリングダイジェスト」として放送される。
01/02 10:01
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