29日、映画『シン・ゴジラ』の庵野秀明が企画・脚本、樋口真嗣が監督を務め、円谷プロダクションの人気特撮を映画化する『シン・ウルトラマン』(初夏公開)の特報映像と特別ビジュアルが初公開された。
「ウルトラマン」(1966~1967)は、宇宙人絡みの事件解決に当たる科学特捜隊(科特隊)と、それに協力するM78星雲・光の国の宇宙警備隊員であるウルトラマンの活躍を描いた特撮テレビシリーズ。『シン・ウルトラマン』は、その原点に立ち返り、“未だ誰も見たことのないウルトラマン”が存在する世界の体験を目指す作品で、主人公の“ウルトラマンになる男”を斎藤工、その相棒を長澤まさみが演じるほか、西島秀俊、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、田中哲司といった面々が顔を揃える。
地球を蹂躙する巨大生物と、その対応に追われる人々を映し出した特報映像では、透明化する生物や、ドリルのような形態の生物など、登場する怪獣が一体ではないことが明らかに。未曾有の事態に対応する自衛隊や警察の緊迫感あふれる映像、「巨大人型生物 ウルトラマン(仮称)」と記載された調査報告書など、『シン・ゴジラ』のような、リアリティーあふれる「空想特撮映画」の誕生を予感させる。そして最後には、ゆっくりと立ち上がるウルトラマンの姿が。
また、特報に合わせて特別ビジュアルも公開。特報にも登場したドッグタグと、科特隊の流星バッジを思わせるピン、変身アイテム・ベーターカプセルを思い起こさせるアイテムと共に「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」という意味深な言葉が並ぶ。また、斎藤、長澤、西島、有岡、早見の鬼気迫る目元をデザインしたビジュアルも公開されている。(編集部・入倉功一)
映画『シン・ウルトラマン』は2021年初夏全国公開
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