忙しくて余裕がなくなり、「好き」なことが分からなくなってしまった体験談を描いた漫画が心に刺さります。作者は漫画家でイラストレーターの竹内絢香(@ayakatakeuchi56)さんです。
昔から本や映画が好きだった竹内さんですが、就職後、平日は残業に追われ、休みの日は何もせず体力を温存する生活が続いてしまい、好きなことに没頭する時間がほとんど取れませんでした。
その結果、少し時間ができた頃には、映画を見に行こうと思ってもどの映画を見たいのか分からなくなっていました。読書も目が滑るばかりで、活字を読む力の衰えを感じたといいます。好きなことでも長く離れていると「楽しむ力」が弱まってしまうのかなと思った、と竹内さんは振り返っています。
その後、好きなことを続けることで「楽しむ力」が戻ってきたという竹内さん。趣味や好きなことおろそかにせず、意識して大切にしようと思うようになったといいます。忙しくても好きなものを諦めないためには心身の健康が大切だともつづっています。
忙しいときや心に余裕がないときには、好きなことすらできなくなってしまう……。誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。好きなことをしていれば、気力ややる気も湧いてくるので、忙しさにかまけておざなりにせず、「好き」を大切にしていきたいものですね! あらためて心が満たされることの大切さを感じました。
読者からは「仕事に追われたりして忙しいと、気がつくと趣味や好きだったことが何かわからなくなって、空いた時間とかにどうしていいか分からなくなります」「すんごいわかります!!!!いま、改めて、楽しむ力を培おうとしてたので、背中押されました!」など共感するコメントが寄せられています。
竹内さんはTwitterでイギリスや心身の健康をテーマにしたコミックエッセイを投稿。「無理してがんばる自分」を諦めることで生きるのが楽になった経験を描いたエッセイ漫画『がんばらなくても死なない』が販売中です。
画像提供:竹内絢香(@ayakatakeuchi56)さん
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