松坂桃李さんが日本語を一切話さない日本語吹き替えに挑戦
2021年3月26日に劇場公開されるハリウッド実写映画『モンスターハンター』。この度、大の『モンハン』ファンである俳優の松坂桃李さんが、主役ミラ・ジョヴォヴィッチのバディとなる“ハンター”役の日本語吹き替えを担当することが明らかにされた。
松坂さんが演じるのはモンスターの狩猟を生業とするトニー・ジャー演じる“ハンター”。異世界からやってきたアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)のバディとして、ともに超巨大モンスターに立ち向かうという重要な役どころとのこと。
ところがこの“ハンター”、台詞に関してはある特殊設定が。劇中では世界中のどこにもない言語である“モンハン世界のオリジナル言語”を話しているのだという。
この前代未聞の役に臨んだ松坂さんは、「なんと表現したらよいかわからない不思議な言語のセリフで(笑)、どういうアプローチで、どういう引き出しを開ければ良いのか・・・。台本読ませていただいたら、一体これはなに語を喋っとるんじゃ? トニー・ジャーは何て言っとるんじゃ?(笑)」とギャグを交えてコメント。どうやら本編のシナリオにもトニー・ジャーの台詞は書かれておらず、トニーは撮影現場で全編アドリブで話していたというから驚きだ。
それが実際にアフレコがスタートすると、「松坂さんの役者魂に火がついて、『モンハン』言語を自在に操り、まるでハンターのキャラクターが憑依したかのような、まさに“モンスター級”の熱演を披露!」(リリースより)という。映画本編について松坂さんは「自分のようなゲームの『モンハン』ファンも楽しめるように細部まで作りこまれており、監督の『モンハン』愛を感じるし、一方でゲームをプレイしたことのない人や『モンハン』を全然知らない人でも楽しめるようなエンターテインメント映画に仕上がっている」とのことだ。
さらに、出演する声優陣も一斉に解禁。今回の吹き替え版の出演条件はずばり“モンハン大好きな人限定”とのことで、“ゲームの腕も超一流な、業界屈指のプロハンターたちが勢ぞろい”したという。
ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアルテミス役を担当するのは本田貴子さん。団長役に大塚明夫さん、リンク役に杉田智和さん、マーシャル役に宮野真守さん、ダッシュ役に井上麻里奈さん、スティーラー役に中村悠一さん、アックス役に花江夏樹さんと、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。以下、キャスト陣のコメントをお届けする。
本田貴子(アルテミス役)コメント
開始数秒で心を掴まれました!
ゲーム『モンスターハンター』のいちファン、プレイヤーとしてこんな嬉しいオファーはありません。
ミラと共にリアルな狩りを体験させてもらいました。彼女がモンスター相手にどんな魅力的な闘いを繰り広げるのか、皆さま楽しみに公開をお待ちください。
松坂桃李(ハンター役)コメント
今回、吹き替え版声優をやらせて頂くにあたって、これほどまでにモンハンをやっていてよかったと思ったことはありません。
通常のアフレコの時とは違い、自分自身がプレイヤーとしてファンタジーな世界に入り込んだような感覚になりました。
錚々たる声優の方々の中で自分が参加させて頂くというのは、畏れ多かったです。
全身全霊を込めて精一杯やらなければならない、と自らプレッシャーを課していました。
ただ、なんと表現したらよいかわからない不思議な言語の台詞で、非常に戸惑いましたが楽しく収録に参加することができました。
映像のクオリティが高くゲームの世界観を存分に体現しているだけでなく、アクションなどのスピード感もとても気持ち良い作品です。
モンハンプレイヤーの方に限らず、広く楽しんでいただけると思います。
大塚明夫(大団長役)コメント
ついに来ましたモンスターハンター!!
ずいぶんとモンハンやらせていただきましたので
すんなりと世界に溶け込めました。
自分でプレイしなくとも大画面で楽しめる!
この機会を皆さまどうかお見逃しなく!
杉田智和(リンク役)コメント
モンスターハンターの要は協力プレイです。
ソロ用の村クエストや素材の準備をいかに自然にやり込んでおくか、というのが自分に課す最低限の配慮です。
今回の映画に関しても、それは変わりません。
宮野真守(マーシャル役)コメント
出演のオファーをいただいた時は、「きた!」「よっしゃーーー!」と思いました(笑)。何を隠そう、モンハンの大ファンだからです!
昔からずっとプレイしてきたモンハンが映画化すると言うだけでも大興奮なのに、まさか声の出演をさせていただける事になるなんて幸せです!
本編を観て、まさに!あの!馴染みのモンスターたちが、映画の中にそのまま現れてる姿に、大感動いたしました!是非みなさまも劇場で、この興奮を味わっていただきたいです!
井上麻里奈(ダッシュ役)コメント
まさか自分がモンスターハンターの映画に声の出演が出来るとは思っていなかったのでオファーを頂いた時は驚きましたしとても光栄でした。
作品の中で原作ゲームに出てくるモンスターが出てくるとやはり胸が熱くなりましたし、モンスターの生態系や動作など、しっかりと設定が練られている所に感動しました。
ファンの皆さんが嬉しくなる映画だと思います!
中村悠一(スティーラー役)コメント
ゲームを遊んできた身としては、今回の「映画 モンスターハンター」に対して期待と不安がひとつあった。
「ゲームの世界を実写でどこまで表現できているか」
ゲーム内にきちんとした生態系を作り上げるほどの『モンハン』、ただのエネミーではないモンスターの表現にも注目してしまう。
果たしてその答えは…。結果その思いは杞憂に終わり、冒頭から登場するある有名モンスターを見ただけで思わず唸る。
ポール監督やるじゃねえか!
花江夏樹(アックス役)コメント
シリーズを昔からプレイしているので映画化の話題になった時は驚きましたが
まさか自分が吹き替えで出演できるとは思わずオファーを頂いた時は嬉しかったです。
ゲームに登場するモンスターが大迫力で登場するのがとても熱くて興奮しました。
そんな中僕が演じるアックスはハンターとは関係のない人間・・・?
怒涛の展開を楽しんで頂ければと思います!宜しくお願い致します!
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