「ラジオ制作や会社員にまつわる仕事論」「学生時代にラジオに救われてから業界を目指すまでの道のり」「ラジオをともに作ってきたパーソナリティ・放送作家・リスナーとのエピソード」の3パートで構成。深く関わった番組を語るコラム、放送作家の福田卓也氏、寺坂直毅氏、ラジオディレクター宗岡芳樹氏らとの対談、テレビプロデューサー・佐久間宣行氏による「元会社員が語る解説」などが収録されている。
300ページ近くのボリュームで、ラジオへの情熱と志を余すところなくつづった10年間の集大成=アフタートーク。ラジオファンのみならず、モチベーションを高めたい社会人やこれから働く学生にも読んでもらいたい、仕事や人生への示唆に富む1冊となる。
今回の発売にあたって、石井氏がコメントを寄せた。
■石井玄氏
自分の本を出すことになりました。人生は想像つかないことが起きると思ってはいましたが、昨年、編集担当の松尾さんに依頼されてから、自分のエッセイを執筆するという夢のような体験をしています。まだ出版されていないし、現実感はないですが、表紙もジュン・オソンさんのイラストとデザイナー・krranさんのおかげで、すばらしいものに仕上がっているし、きっと本当のことなのだと思います。文章を書くのはとても難しいです。泣き言や文句を言いながら、今も書いています。超大変です。自分なりに、今まで仕事に向き合ってきたこと、大好きなラジオへの思いなど、一生懸命書いていますので、ぜひ手に取っていただければと思います。何卒!
【石井玄(いしい・ひかる】
1986年埼玉県春日部生まれ。2011年、ニッポン放送系列のラジオ制作会社サウンドマン入社(現ミックスゾーン)。『オードリーANN』『星野源ANN』『三四郎ANN』『佐久間宣行ANN0』やTBSラジオ『アルコ&ピースD.C.GARAGE』などのラジオ番組にディレクターとして携わる。18年オールナイトニッポンのチーフディレクターに就任。20年にミックスゾーン退社後、ニッポン放送入社。エンターテインメント開発部のプロデューサーに就任し、番組関連のイベント開催やグッズ制作など活躍の場を広げる。
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