暗躍する秘書たちの密会の場となるのがラーメン店。そのため、ラーメンを食べるシーンがたびたび登場する。現場の雰囲気を問われると、菜々緒は「ラーメンを食べるシーンが多い。ずっと食べてるとラーメンハイになる(笑)。みんな不思議な空気感になるんですよね」と苦笑い。
1日で4杯も食べるため、予想以上に過酷なシーンになっているそうで「ぼーっとする時もあるんです。室井(滋)さんのせりふから始まるのに、『よーい、スタート』からメンマにしか集中してなくて、まったくせりふを言ってくれない室井さんを隣で感じつつ、笑いをこらえてラーメンをすする(笑)。一斉にラーメンを取るシーンなのに、(シム・)ウンギョンちゃんが先に取ろうとして、NGになった。『みなさんで一斉に』って言われたにも関わらず、木村(文乃)さんが『あ~お腹減った』って一目散に取ろうとして…」とNG連発しているそう。木村は「きっとDVD特典に入ってると思います」と照れ笑いを浮かべていた。
この日も撮影で「朝9時から朝ラーメンしていた」(木村)という。店主役の江口洋介は「おいしいんですけど、女性陣は大変なんです。常に4杯ぐらい食べる。きょう、大島(優子)さんは朝、ヨーグルトだけしか食べてこなかった。胃に膜を作ってからラーメンを食べる防御術もできてきた」と暴露。大島は赤面し、会場は爆笑だった。
同ドラマは、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズをはじめ、『ハケンの品格』、『ナサケの女~国税局査察官~』など、数々のヒットドラマを生み出してきた脚本家・中園ミホ氏が描く痛快“秘書”ドラマ。
リーダー不在の日本社会の裏で暗躍する“影の軍団”――その正体は、銀行や警視庁、大学病院、都庁のトップ=要人に仕え、組織に溶け込み、目立たぬことを極意とする、名もなき「秘書」たちと、その元締めとなる「影の男」。秘書として表の仕事を忠実に務める一方、裏で密かに集められた彼女たちが副業として請け負うのは「人助け」。理不尽な目に遭う社会の弱者を救い出すべく、ずば抜けたスキルや膨大な極秘情報とネットワークを駆使し、見事なまでに“裏仕事”をこなしていく。
この日は、脚本家の中園ミホ氏も参加した。
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