『岸辺露伴は動かない』は、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのキャラクター・岸辺露伴を主人公とした物語で、同名漫画が原作。露伴は、『ジョジョ』シリーズ第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場する漫画家で、対象(相手)を本にして記憶を“読む”能力『ヘブンズ・ドアー』を持つスタンド使いで、『岸辺露伴は動かない』では、露伴が漫画執筆のために訪れた取材先で見聞きした奇妙な体験を描いたスピンオフ作品となっている。
29日に放送されたのは、『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』より選ばれた「くしゃがら」。露伴は同僚の漫画家・志士十五から奇妙な相談を受ける。それは、担当編集者から「くしゃがら」という言葉は使用禁止だと言われたのだ。しかし、ネットにもどんな辞書にも意味は載っていない。使うなと言われると使いたい。だが意味を知らないと使えない。「好奇心」の魔物にむしばまれ、十五は心身に異常をきたし、露伴が“ヘブンズ・ドアーを使い彼を「本」にするとそこには袋とじページがあり、その中には何かが蠢(うごめ)いていて…。
禁止用語「くしゃがら」の意味を知ろうとする露伴と十五の姿が描かれ、人間の知らないことを「知りたい」探求心の貪欲さの物語が展開されると、ネット上でも「本当にある言葉だと思って調べたわ」「『くしゃがら』って単語、元の意味あるのか気になって調べたとかそんなまさか…(小声)」「すぐ『くしゃがら』を調べたけど、やっぱり実在しない言葉なのか、出てこない。本当にある言葉なのかどうかだけでも知りたい。気になって調べ続けてしまいそう」などと、物語同様に調べる人が続出。
これに原作を知っているファンは「さて放送中にくしゃがらを調べた人はどれだけいるんでしょうねぇ…」「調べたくなるよな〜、俺も最初読んだ時調べた」などと反応していた。
また、実際に「くしゃがら」を調べる人がいるだろうと予想していたのか、ドラマ本編のラストでは「おことわり 視聴者の皆様の安全のため、番組内で使用した『くしゃがら』は、実際の単語とは違うものを使っております NHK」と注意書きを出す粋な演出。
これに対してネット上では「くしゃがらがトレンド入りして全国民に感染したところで『視聴者の皆様の安全のため本来の言葉を換えて『くしゃがら』を使っております』ドラマとして満点の演出だ、本来の言葉が気になる....気になる....」「『不用意な言葉は使わないに限るな』SNS現代にザックリ刺さる主題という訳だ。脚本神かよ?」などと絶賛の声があがっている。
第2話「くしゃがら」
NHK総合・BS4K 12月29日(火)午後10:00放送露伴(#高橋一生)は漫画家・志士十五(#森山未來)から奇妙な相談を受ける。担当編集者から「くしゃがら」という言葉は使用禁止だと言われたのだ。「好奇心」の魔物にむしばまれ、十五は心身に異常をきたし… pic.twitter.com/XbG9eBmzno
— NHKドラマ (@nhk_dramas) December 28, 2020
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