公表している全身がんについて、ツイッターで「寝たきり」と体調悪化を報告していた高須クリニックの高須克弥院長が25日、都内で行われた総務省プロジェクト「OPEN異能vation2020」授賞式にVTR出演し、「イエス、高須クリニック」と笑顔をみせた。

IT分野で破壊的価値を想像する“変な人”を支援するプロジェクトで、高須氏はスーパーバイザーを務めている。

VTRで登場した高須氏は、本棚の前でスピーチ。小さめな声ながらも「きょうは会場に行けず残念ですが、素晴らしい異能の方たちが選ばれています。これから日本を引っ張っていくのは、ほかとはちょっと違った変わった人たち、異能人です。きょうは異能人が集まってカオス状態と思いますが、期待してください。これから日本は変わりますよ」と笑顔。最後は「高須克弥でした。イエス、高須クリニック」と結んだ。

高須氏は今月、ツイッターやテレビ番組の電話取材などで体調不良を明かしている。19日にはツイッターで「動くのがつらくて寝たきり」と報告。その後も、社会貢献などへの思いを積極的にツイートしている。

会場では、推進大使のタレント古坂大魔王、スーパーバイザーの三池崇史監督も登壇。