大麻取締法違反罪で起訴された俳優の伊勢谷友介被告（44）の初公判が1日午前10時30分から、東京地裁で開かれる。同地裁によると、一般傍聴席35席に対し、リストバンド型の傍聴整理券を求め344人が列を作った。倍率は9.8倍だった。
全国的に新型コロナウイルスの感染者数が増加し“第3波”と叫ばれている中でも、高い関心がうかがえた。また感染拡大防止のため、法廷では間隔を空けて傍聴席に座るよう促されている。
全国的に新型コロナウイルスの感染者数が増加し“第3波”と叫ばれている中でも、高い関心がうかがえた。また感染拡大防止のため、法廷では間隔を空けて傍聴席に座るよう促されている。
起訴状によると、伊勢谷被告は9月8日に東京都目黒区の自宅で乾燥大麻4袋（計約13グラム）を所持したとされる。
伊勢谷被告は9月8日、大麻取締法違反の疑いで警視庁に逮捕され、同10日朝に送検された。同30日に、保釈保証金500万円を納付し、保釈された。
伊勢谷被告はモデルとしてデビュー後に俳優に転身し、多数のドラマ・映画に出演。2011年に「第20回日本映画批評家大賞助演男優賞」、12年に「ブルーリボン賞助演男優賞」、「日本アカデミー賞優秀助演男優賞」などを受賞。現在公開中の映画『とんかつDJアゲ太郎』になど出演している。
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