2020年11月30日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、任天堂のキャラクターとその世界をテーマにした、世界初となる壮大な新エリア“スーパーニンテンドーワールド”内のライド・アトラクション“マリオカート ~クッパの挑戦状~”の詳細を発表。また、アトラクションの乗り場へと進むキューライン(待ち列)にあたるクッパ城の内部も公開された。
AR、プロジェクト、スクリーン投影映像など、最新技術を駆使した世界初の『マリオカート』体験
スーパーニンテンドーワールドは、マリオの世界を象徴とするピーチ城やクッパ城などがそびえ立つ、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン初の多層式エリア。エリアではスマートフォンアプリと連動する腕時計型のリストバンド“パワーアップバンド”を使用して、各所に配置された“ハテナブロック”を叩いてコインやスターをゲットできることが発表されている。
また、究極的にリアルな“マリオカート”を始め、“ヨッシー”の背中に乗ってマリオの世界を巡るファミリー向けのライド・アトラクションなどが発表済みだが、この度“マリオカート”の詳細が公開された。
ゲストは、カートに乗り込んでハンドルを握り、ドリフトやスピンをしながら、マリオやルイージたちと白熱のレースを展開する。レース中には、アイテムボックスからゲットしたこうらを敵に投げつけるといった、ゲーム内でおなじみの仕掛けも。レースの結果は勝つこともあれば、負けることもあるそうで、乗るたびに新しい体験が楽しめるようだ。
また、本アトラクションは、マリオの帽子をイメージしたヘッドセットを被りながらカートに搭乗するのが特徴のひとつ。アトラクションのエグゼクティブ・プロデューサーを務めるトーマス・ギャラティ氏によると、ヘッドセットは「マリオカートの世界を現実世界に実現されるためにデザイン、開発したもの」になっているそうで、「AR(拡張現実)、プロジェクションマッピング、スクリーン投影映像など、あらゆる種類の世界最新鋭の映像技術とスチームなどの特殊効果、そして舞台にセットとしてコース上に再現された歴代のゲームの名シーンが精巧に合わさり、ストーリーやキャラクターが現実世界に現れ、『マリオカート』の世界観を堪能できるアトラクションになっている」とのこと。
また、アトラクションの乗り場へと進むキューライン(待ち列)にあたるクッパ城の内部も公開された。クッパ城のエントランスにある大階段を上った先では、等身大のクッパの石像がお出迎え。
さらに少し進むと、『マリオカート』シリーズでおなじみのトロフィーが展示されている。また、本アトラクションの名前にもなっている“クッパの挑戦状”やユニバーサル・スタジオ・ジャパンのロゴをモチーフにしたオリジナルのトロフィーも。
“スーパーニンテンドーワールド”の開業日が2021年2月4日に決定
そして、“スーパーニンテンドーワールド”の開業日が、2021年2月4日に決定したことも発表。また、今回の発表にあわせて、公式サイトが更新され、アトラクションの“ヨッシー・アドベンチャー”と“パワーアップバンド・キーチャレンジ”の情報も公開された。
オープンに向けて、徐々に詳細が明らかになってきた“スーパーニンテンドーワールド”。世界初となる任天堂のキャラクターとその世界をテーマにした新エリアがどのようになるのか、続報に期待したい!
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