福島海上保安部は16日、相双漁協の底引き網漁船が人骨を引き揚げたと発表した。10年前の東日本大震災の行方不明者の可能性もあるとみて、身元や死因を調べている。
発表によると、15日午前8時15分頃、相馬市沖約40キロで操業していた清昭丸(19トン)が頭蓋骨のようなものを引き揚げ、漁協を通じて海保に通報。医師による検視の結果、人骨であることが判明した。
県警によると、震災による県内の行方不明者は、16日時点で196人。
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